食べもの 「中国シニア留学」

食べもの

シニアも学食を使います

学食

シニアの方が中国に留学している間、食事で最もよく利用するのは大学内の食堂、いわゆる「学食」です。

中国の大学の学食は中国人学生だけでなくシニアの留学生も利用できます。

なにせ物価の安い中国です。1日3食とも学食で食べれば、毎日の食費は20元前後で十分です。日本では考えられないような安さです。

大学近辺の飲食店も安い

飲食店

また、大学の近辺には学生相手の安い飲食店もたくさんあります。

学食に比べると若干高くなりますが、中国の飲食店は一皿の分量が日本よりはるかに多いです。シニアや女性では1人で食べきれないくらいの量の時もあります。

ですので、クラスメートと一緒に食事に行き、いろんな種類の料理を注文し、みんなでにぎやかに食べるというのも、シニアの中国留学での楽しみの一つです。

油が多い

油

なにせ中国ですので、学食にしても大学近辺の飲食店にしても、出てくる料理はすべて中華料理です。

和食に比べると濃い味付けのものが多く、シニアの方にはちょっとつらいものがあるかも知れません。

また、中国ではどんな食材でも火を通すのが普通です。レタスやキュウリ、トマトなど、日本では生で食べる野菜でも、中華料理では炒め物として出てきます。

シニアの方には違和感があるかも知れませんが、トマトと卵を炒めた「西紅柿炒蛋」など、日本人の口に合う料理も少なくありません。

中華料理は日本人には考えられないほど油を多く使います。このため、中国で留学中に太ってしまったという人も多く、これはちょっと頭の痛いところです。

日本料理も食べられる

日本料理

北京や上海などの大都市では日本料理店もたくさんあります。現地の物価から考えると高いのですが、食べ放題飲み放題で200元もかかりません。

また、サイゼリアや吉野家といった日本の外食チェーンも中国の大都市には進出しています。たまには日本食を食べたいというシニアの方には強い味方です。

自炊をするならアパートタイプ

自炊

シニアの中には自炊をして自分の好きなものを食べたい、という方もいらっしゃるでしょう。

多くの留学生寮には共用のキッチンが付いていますので、ここで自炊をすることが可能です。

ただ、夕食時に混雑していたり、汚かったり、また、冷蔵庫に入れていたものを勝手に使われたりといったことも起こります。

ですので、日常的に自炊をしたいというシニアの方には、専用のキッチンが付いたアパートタイプの寮に入ることをお勧めします。

食の安全

食の安全

中国の食の安全を心配されるシニアの方も多いでしょう。しかし、実際にはそれほど心配する必要はありません。

例えば数年前に毒ギョーザ事件がありましたが、たった1社が問題を起こしただけで、それ以外のメーカーでは問題は起こっていません。日本では大騒ぎになっていましたが、あの事件の最中でも中国全土で多くの中国人が毎日のようにギョーザを食べていたわけです。

そして何よりも、毎年1万人以上の日本人が中国に留学し、誰も食中毒にならずに帰ってきているわけです。

中国の食の安全については、マスコミが一事が万事のごとく過剰に騒ぎすぎているというのが実態です。マスコミにだまされて過度に警戒する必要はありません。

なお、中国では水道水は飲めません。必ずミネラルウォーターを購入してください。500mlのペットボトルで1元前後です。